日本共産党公開質問状<意見書>

ジェンダー平等委員会委員長倉林議員、執行部の皆様へ

 

いつもわたし達国民の為にご尽力感謝いたします。わたしは、杉並区の党員です。この度政策についてどうしても意見を致したくメールさせて頂きました。


党内でも意見が分かれていると思われるLGBT性自認についてです。わたし達はこの点に猛烈に反対しています。


以下複数名での意見になりますので長くなります事ご了承下さい。

 

意見⒈

 

党の方針のLGBT性自認の法令化によりトランス先行国では多くの問題が起きています。


❶トランス先行国(英米加等)でのトランス女性による多くの犯罪。(ツイッターで検索して頂くと沢山事例が出てきます)


❷男性がホルモン療法をしても身体女性とは筋肉量の差等により大差があるため、元男性がトランス女性を名乗り女子スポーツで無双や、格闘技で頭蓋骨骨折させる事案が多発している。


❸未成年の子ども達へのグルーミング、不可逆的な治療や手術による心身のダメージ。わたしの子どももそうでしたが、思春期には特有の「揺らぎ」による性別移行の幻想のようなものを抱きがちです。その時にトランスジェンダーと明確に診断される事で治療や手術をした後脱トランジションする人もいます。それこそ体に深くメスを入れる非常に負担の大きいものではないでしょうか。しかも未熟な子どもにこのような事をするのは大人として決して許せません。ご存知と思いますが、先日朝日新聞の一面にも取り上げられました。


以上のような事が国を混乱に陥らせている現状の立て直しの為、トランス先進国イギリスでは、反ウオーク(反トランスジェンダリズム)の首相や内閣が誕生。正常化に舵を切りました。


ジェンダーと女性スペース


ジェンダーは平等にするものではなく、無くすべきものである。男らしい、女らしいというジェンダーロールを無くせばトランスする必要性はなくなる。女性がするような装飾を男性が女性を名乗らなくともすればいい。


❷装飾=女性、ではない。装飾や美は男性優位社会の男性による女性への押し付けである。「心が女性」の人というのはただの女装男性も当て嵌まる。(国連アンプレラタームにも記載)。


性自認による女性の多くは人生の途中から突然変更してる場合が多く、男性の特権を生まれながらにして維持している。わたし達女性は女性として生まれたというだけの理由で様々な差別(幼少期から性被害、受験で落とされる、賃金の格差等)されている。このような経緯からも党の言う性自認女性を「女性」とすることは女性を蔑視している。


❹よって、女性は生得的女性が女性であり、定義の定まらない性自認よる女性(身体男性)は女性ではない。


❺これらを踏まえ女子トイレ公衆浴場(女性専用)女子スポーツその他女性スペースは生得的女性のみの為のものとする。


最近のTGismにまつわること


先日のしんぶん赤旗による統一協会シリーズの一つに埼玉のパートナーシップ条例の記事ですが、これは読み手を混乱させる印象操作です。あのパブコメにはわたし達市井の女性たちが反対意見を送りました。それを統一協会の仕業のような記事に仕立て上げていることに非常に憤りを感じます。現に支部の人などは党の言う事をそのまま信じてい、TGismの話をすると「統一協会がー」「右翼の仕業だ」等反発されます。

しんぶん赤旗も新婦人しんぶんもTGismの記事に偏向を感じます。わたし達GC(ジェンダークリティカル)側の意見は記事にしないのですか?そこにも疑問を感じます。

 

わたし達が訴えているのはTGismは明らかに男性からの植民地化による女性差別だと言う事であり、トランスジェンダーを排除することではありません。


以下はTGism関連の記事です。ご参照ください。


https://twitter.com/ddslumber/status/1567374064364453889?s=46&t=fIEnwTmjUa-EYcYOcW8wkQ


https://twitter.com/tarunynorzo/status/1566539373012996096?s=46&t=fIEnwTmjUa-EYcYOcW8wkQ


https://twitter.com/tarunynorzo/status/1557334107683962880?s=46&t=fIEnwTmjUa-EYcYOcW8wkQ


https://twitter.com/takigare3/status/1556497618879950848?s=46&t=fIEnwTmjUa-EYcYOcW8wkQ


https://twitter.com/ruraru44/status/1554065822284656641?s=46&t=fIEnwTmjUa-EYcYOcW8wkQ

 

意見⒉

 

まず、前提として申し上げます。

必要な事実を述べることと、誰かの苦難に心を寄せることは両立することが可能です。

トランスジェンダー性同一性障害者に「心を寄せたい」との考えを、下記に書く事実や、私の心情はけして否定する性質のものではない、という前提でお聞きいただけるとさいわいです。


共産党や他の政党、人権団体、弁護士連合会などが今進めようとされている、性別の法的な定義を変更する方針について。

具体的には、特例法における手術要件を撤廃することですが、ご存じなようにこれにはたくさんの問題があります。

すでに海外で多くの事例が出ております。


・スポーツ……性別区分を「性自認でよい」としたことで、男性よりも身体的に不利な女性が参加機会を失っています。それを受け、世界陸上ラグビーなど「女性が公正にスポーツを競う権利」を保護する方向へ規定を定め直す競技も出てきています。


・女性専用の場……トイレ、更衣室など女性が無防備になり、かつ性犯罪者の男性に狙われやすい場も「性自認でよい」としたことで、レイプや暴行事件が起きています。これらに怯えてトイレに自由に行けなくなると、女性の単独行動や社会進出は現状以上に大幅に制限されます。就学や就労を阻まれることで、男性の経済的支配から脱却することが困難になります。

女性を男性器でレイプした犯人が、心が女性だと主張すれば女性刑務所に送られ、女性受刑者をまたレイプし妊娠させるなども起きています。


・統計……医療データにおいて女性が除外されてきたこと、それによって命や健康を損ねてきたことについて、お茶の水女子大学ほか昨今ようやく研究が始まったところです。

犯罪データも男女で犯罪の傾向や割合がちがいます。そのほかにも就学や就労、災害避難所での困難など、命や健康や安全に直結する男女別データ、統計は非常に重要です。

「男女は性自認でよい」とした統計では、女性・男性特有の困難を見つけ出したり、効果的な対策をみちびきだせるでしょうか?もちろんトランスにはトランス特有の困難があるはずで、取るならば別データをとることが必要です


男女の体の構造やDNAなど身体にまつわることは、事実として、意識をどう持ったとしても変わることはありません。

そして、女性の体は男性よりも力が弱く、生理があったり、望まずとも妊娠することがあり、また、性犯罪の被害にも非常にあいやすい、という事実があります。

そして、性犯罪者のほぼ100%が男性という事実も。


もちろん男性のほとんどが性犯罪者ではありませんが、

見分けることは不可能なため、防犯として

トイレや風呂や更衣室、電車やプリクラやカラオケまでも、

さまざまな場所で男女区分が必要となっています。

それだけ女性女児を狙った男性の犯罪が多く、また男女区分が防犯に有効であるという証拠でもあります。


性犯罪男性の、加害への執着は性依存などとも関係しており

常識の程度を遥かに超えて、非常に強いです。

トイレがくみ取り式の頃は、女性の排泄を覗くためだけに便槽に潜む者もおりました。

そのような人並み外れた執着を持った、またそれをなんとか抑えようとしている、またあるいは少し興味がある程度の、

再犯者および犯罪可能性のある者には「性自認が女と言えば女」という法律や条例や呼びかけは、犯行への障壁を取り払う、犯罪教唆になりえます。

アルコール依存症者の前に酒瓶を置くようなものです。


トランスジェンダーの苦しみや思いに心を寄せることと、

これら現実の問題のために性別の定義を「生物学の雌雄」という事実のまま守ることは、

けして相反するものではありません。

今回、私のこのメッセージを託させていただく党員の方が、疲弊しながらずっと伝えてこられたのは、けしてトランスの方々を差別をするためだとか、排除したいとか、敵対心などではありません。

私もそうです。

トランス差別をなくすことを反対しているのではなく、「そのために女性女児を危険に晒す方法を取ること」、ここに反対しているのです。


たとえば就職において、女性を自認するトランスジェンダーへの差別があるのなら、それはトランス枠を作るなどで対応すべきで、

女性枠を使うのはふたつの理由で不適切な方法です。

ひとつは、女性もまた、健常な成人男性優位の社会で虐げられるマイノリティだからです。それゆえに「女性枠」を作らないと差別是正ができないわけです。しかしその枠をトランスの方が「性自認が女だから」と使っては、女性差別を是正することができなくなります。

さらにふたつめが、トランス差別の存在自体から目をそらしてしまうことになることです。たとえ「女枠を使って就職できた」としてそれはたったひとつの限られたシーンのできごとが表面上で解消されただけです。「トランスだから差別をされる」こと自体への着目や根本的な解決とは遠ざかる行為です。差別とは、可視化することでなくすことができるのです。


また、女子トイレに「性自認で入ってよい」となったときには(見た目の状態に当事者が気をつけるべきという注釈ををつけくわえたとしても)、

制度の悪用=性犯罪目的の男性によって、女性も、小さな女の子も危険にさらされるのはもちろん、「心が女性」のトランスジェンダーも被害に遭うかもしれず、けして安全が確保されることはありません。性犯罪者だけが喜ぶトイレになってしまいます。


人の生き方は他者、特に弱者を侵害しないかぎりにおいて自由です。心も百人百様です。そこに性別への偏見を重ねて縛られることよりも、

変えられないもの……人種や障害や性別のちがいを認め合い、おたがいに無視せず尊重しあい、

そのうえで、心やよそおいなどは個々人らしくあれる社会が、多様性なのではないでしょうか。

「性別とは性自認でよい」という考えで男女という大きな、たった二種類のちがいさえも無視して軽視して、ほかの条件で上書きしてよいとされるのは、多様性ではないと思います。


トランスの方も女性女児も、男性も、皆が共生するために、変えられない事実を無視せず、身体的に弱く不利な者も公正に生きられる仕組みを維持することは人間社会では大前提です。弱肉強食でいなくて済むための、努力と人権意識で維持された、非常に人間らしい知性的な仕組みです。

そして、そのうえで性偏見にとらわれず髪やファッションなど自分らしく生きられる社会を目指すことが必要なのではないでしょうか。


文京区小2女児殺害事件などのようないたましい犠牲を出してしまっては、誰も責任を取ることはできません。女性女児は今でもすでに、危険のなかで生きています。これ以上リスクを大幅に増やす法律など、あって良いのでしょうか。女性議員はもちろん、男性議員は、いかがでしょうか。「男性器のある女性」を認めて、妻・娘・孫娘になんの危険も人権侵害ももたらさないと、心から思えますか。その法律を女たちに受け入れさせることが本当に、あらゆる人が差別されない、ありのまま生きられる、多様性・共生社会だと言えますか。

どうか上記をふまえたうえで「男性器があっても女性として法的に認める」ことについて、協議していただきたいと思います。

 

意見⒊

 

https://twitter.com/ddslumber/status/1583841322963980288?s=46&t=h2mECOHbk7edWK30Cw5BVw

 

意見⒋

 

そもそも私たちはトランスジェンダーの人々も生きやすい世の中にしていきたいと願っています。どんな性表現をしても自由だし、自分らしさを表現して良いと思います。しかしその「性表現」=「身体の性別」ではないよね、という当たり前の話をしています。

「性表現」これは所謂「男らしさ」「女らしさ」つまり「ジェンダー」です。その先に「男だったら泣くな!」「家事育児は女の仕事」などといった「ジェンダーロール」があるわけです。


共産党は「ジェンダー平等」を標榜していますが、「男らしさと女らしさを平等に」とはどういう意味でしょう?本来は「男女同権、ジェンダー解体」ではないのですか?「男らしさ」「女らしさ」に拘るのをやめれば、ジェンダーに悩む人を減らせるはずです。なぜなら、トランスジェンダーと言われる方々が悩むきっかけの多くが「男なのに可愛い服を着たい、おままごとの方が好き」「女なのにスカートも長髪も嫌い、男の子とサッカーする方が楽しい」等等「ジェンダー規範」にそぐわない事に悩むのです。もしあなたの息子が「僕は可愛い物やフリフリのワンピースが好き、もっと可愛くなりたい」と言ったら、どう答えますか?①「まあ、あなたは本当は女の子なのね!」②「可愛い物や服が大好きな男の子だって良いんだよ。あなたがあなたらしくいればいい」


今、性自認主義では①の回答をするのが正解のようです。可愛い物やワンピースは女の子だけの物なんでしょうか?私は②を回答したい。「男らしさ」「女らしさ」なんて無くなれば良い。それとも拘り続けたい…?②の回答は差別主義なのでしょうか?


実はここに①の回答をするから「ジェンダー」を「セックス(身体性別)」に置き換えよう!という動きが出てくるわけです。


性自認主義では身体差を考えないため、女性専用スペースの利用や女子スポーツへの参入も認められようとしています。「性表現」で「身体性別」を踏襲する形になっているのです。


とりわけ身体的能力が発揮されるスポーツの分野ではトランス女性の女子スポーツでの活躍が顕著です。あらゆる分野で表彰台に立っています。一方トランス男性の男子スポーツでの活躍は耳に入りません。それこそが男女の身体差なのでは?ここに心の性別は関係ありません。


女性専用スペースの利用も、性自認主義では「心が女性です」とさえ言えば入れてしまう。もしあなたに娘がいて、更衣室にあきらかに女装した男性がいて娘をジロジロみてきたら?「心が女性なのよ。受け入れなさい」と言いますか?その人がただの性犯罪者で女装しているだけなら?どう見分ければ良いでしょう。性自認を法律で認めたら、通報すらできなくなる。


こんにちは。

ブックマークを遡っていたら、こんな記事も見つけました。ご存知かもしれませんしもう遅いかもしれませんが、念のため共有します。

森田成也さんというマルクス経済学者の方の記事で、この方の背景から「左翼」という言葉が使われてはいますが、共産党の幹部の方には響くんじゃないかと思います。左派の男性が書いた記事ですから。


<参考文献>

https://femalelibjp.org/nf/2021/09/12/479/

 

意見⒌(質問)

 

ジェンダー平等とは具体的にどのような社会のことですか?


・いろいろな人が女性専用スペースの利用について不安や懸念を示し、集めた情報を共有していますが、党内でどなたか確認していますか?していないなら、なぜですか?


・女性議員を増やすべきと言いながら、池内さおりさんを比例一位に指名しなかったのはなぜですか?


・池内さんの比例指名順位について、選挙応援に協力していた仁藤夢乃さんからの批判を無視しているのはなぜですか?

 

 

意見6.(非公開)

 

意見7.

 

・現在の生物学では雌雄の区別の存在は科学的到達点として確認されているのに、性自認優先主義を採用するのか?それは科学的な姿勢なのか?そうしたイデオロギーにより、大学では性自認優先主義と相容れないような生物学の研究が出来なくなってきていると言うが、そうした事態を肯定するのか?


性自認に関係なく、生まれながらの女性は差別され多くの性犯罪にさらされていると言う非対称性がある。性暴力被害者も多くトラウマを抱える女性も多いのに、トラウマから男性身体者を恐れる女性たちから、女性だけで集まる場が奪われて良いと思ってるのか?日本でも現にこうした事態が起きているが?


・京大の女性採用枠にトランス女性が採用されたようだが、これにより結果として女として生まれて妊娠出産などを理由に差別されてきた人の採用が実現しなかったことをどう思うのか?それを肯定するのなら、ジェンダー平等な社会には依然生まれながらの男女の格差は温存されるが、それをよしとするのか?


・女性用スペース利用をトイレに関してはオーケーとしているが、女性が逃げられない状況で男女が近接する状況は性犯罪を招きやすいのに、それを黙認するのか?女装した男性を受け入れるとすれば、紛れ込みは防げない、犯罪は増えるのでは?


・セルフID法がもし通れば、身体が男性であることを理由に通報することが不可能になるし、本人の性自認通りに取り扱わないことは差別になるので、公衆浴場組合もルールを変更する可能性が高く、そうなれば、トイレ以外の女性用スペースからも男性を排除出来なくなるが、日本共産党はこれを良しとするのか?

 

意見8.[ツイッター意見募集内の意見]

 

https://twitter.com/3_colourful/status/1579990763647090689?s=46&t=h2mECOHbk7edWK30Cw5BVw

 

意見9.

 

トランスジェンダーの当事者の批判ではなくトランスジェンダリズムそのものの批判であること。

・抑圧者階級である男性が、被抑圧者階級である女性を名乗ることそのものが極めて女性差別的であること。

・「出生時に割り当てられた性別とは異なる性別」の出典はおそらくバトラーフェミニズムだが、その精査が足りていないこと。

・「性自認」という客観視できないものを綱領に明記し、LGBT平等法案により制度化することの不備の検証が足りていないこと。

・海外での事例、事件の報道を一切行っていないのは何故か。

 


最後に、わたしはこれまで党の議員、党員にも掛け合ってきましたが、議員はこの件の詳細を答えられる人は1人もいませんでした。党員はただ只管党の方針を信じ、どこが問題かを疑いもせず、運動を拡げている印象です。これはとても危険な事だと思います。ジェンダー問題に詳しい偏向してない専門家による勉強会が議員にも党員にも必須です。

 

以上となります。


この意見に関する党からの回答を希望すると共にこちらを公開質問状とさせて頂きたいのですが、可能でしょうか?


尚、回答期限は11/15までとさせて頂きます。

 

性自認法令化により国民の半分である女性に影響を及ぼすこの問題とどうか真剣に向き合って頂く事を強く希望します。

 

komugi