大西航氏に纏わる共産党への公開質問状

日本共産党中央委員会


日頃より国民のためのご尽力に感謝しております


早速ですが、日本共産党千葉中央委員会元書記長大西航氏の女子トイレ侵入、盗撮容疑で逮捕、について、色々と不安と疑問を感じていますので以下にて意見並びに質問をさせて頂きます


1.日頃より多くの女性たちが不安を感じるトランスジェンダリズムによって巻き起こされる混乱について


 仮に現時点で性自認が法令化されていた場合、「盗撮されてることを発見したら罪に問えても、侵入した時点では犯罪とされなくなる 侵入以外の証拠をつかむまで、つまり侵入におびえる以上の被害が発生するまで女性は耐えるしかなくなる」し、訴えた方は差別禁止法により(ミスジェンダリング、アウティング)糾弾されてしまいます ただでさえ性犯罪が異常に多い我が国でこんな事が罷り通ったら、女性は外出も困難になるでしょう 女性の権利は更に後退します

 

2.この度の犯罪におけるトランスジェンダリズムと大西氏の関係性への調査依頼


○「女性スペースに侵入しての盗撮」への「病的依存」がいつ始まり、頻度がどのように変化していったか


○大西氏が「トランス女性は女性です」(トランスジェンダリズム)を知ったこととその頻度変化とはどのような関係にあるか


○「トランス女性は女性です」は大西氏の「女性スペースに侵入しての盗撮」への「病的依存」を「悪化」させてはいなかったか

 

3.貴党が大西航氏の盗撮を知ったのはいつか


 ○逮捕直近までtwitter上で選挙応援や痴漢撲滅についてtweetしていたが、盗撮で捜査されていることを知った上で千葉中央委員会書記長として発信していたのか

 SNS発信にかぎらず、千葉中央委員会書記長として業務を行っていたのか


 ○知らなかった場合、警察からの捜査を受けていることを党に報告する義務がないのは問題ではないか

 知っていた場合、女性や女児の権利や安全を脅かしている嫌疑のある人間に党としての発信力を与えていたのは問題ではないか

 

4.大西氏逮捕に対する党所属の議員、党員の対応について


○大西航氏の逮捕に関して、党所属の議員、党員の発信に危機感が見られない


○党内の要職についていた人物が女性や女児の権利や安全を脅かしたことよりも、議員、党員の方々が『トランス差別』と呼ぶことへの過剰な発信が目立つことに、問題意識の低さを感じる

 

○今回のことで批判や指摘をする一般市民の声を『トランス差別』と断じるのであれば、貴党の考える『トランス差別』とはなんなのか、明らかにすべき


例:宮崎県委員会白江好友氏

  「トランスジェンダー当事者のトイレ利用を萎縮させかねない発言をしないように、党員の皆さんには気をつけていただきたいというのが、私の意見です。」

  

  葛飾区議会議員片岡ちとせ氏

  「わが党の大西航氏が社会ルールを破り、自身の性愛の対象となる性別の方が利用するトイレで盗撮をしたことを非難することを、 トランスジェンダーの方々の日常生活を制限することに接続しないで欲しい。」

  


5.本件の、党内での責任者、担当者は誰なのか


 上記内容と一部重複しますが、大西氏の盗撮をいつ貴党が認識し、そこから誰がどのような対応をしてきたのか、明らかにしてほしい

 また、今後の再発防止に向けて、なんらか対策をしているのか、しているのならば今の時点で具体的に何をしているのか、公表してほしい

 

6.事件後貴党の議員の方々とのツイッターでやりとりについて


 貴党の議員の方々とやりとりをしましたが、皆様に共通していたのが、貴党の進めるジェンダー平等、ジェンダートランスジェンダーについて、殆ど理解がされていない事でした。党が掲げていても議員は学びを怠り発言に明らかな間違いや人によって認識に差異があると受け取りました その中でも、中野区議いさ哲郎氏に至っては、わたしに向けて「トランスヘイター」と、氏がトランスジェンダリズムを理解していないにも関わらず(本人もそれをツイッター上で認めてます)蔑称を使用したり、別の方に対しては、やりとりの途中で「しつこいですよ」などと、質問に自分が返答できない為なのか、失礼な対応をしていました。この事はすぐに中野地区委員会に電話連絡し注意をして貰うように伝えました

 

以上につきまして、回答のお願いをするとともに公開質問状とさせて頂きます 尚、回答期限は1/30まででお願いします お忙しいとは思いますが、何卒真摯な対応を願います 貴党内の男性には大事ではないことでも、世間の女性たちにとっては死活問題ですから



 

杉並区に性自認についてのパブコメ出しました

(1)

「(仮称)杉並区性の多様性が尊重される地域社会を実現するための取組の推進に関する条例(骨子案)」

https://www.city.suginami.tokyo.jp/news/r0412/1078063.html

 

性自認に関する文言の削除を求めます。

当会は同性カップルがパートナーシップ制度を通じて保護を受けることについて賛成をするものです。

しかしながら、本条例案にある「性自認」という文言については法律においても定義付けがなされておらず非常に曖昧です。

性自認」という法的な根拠もない曖昧な文言を条例に位置付けることは、諸外国の例から見ても、特に女性と子どもの安全を脅かす事態を脅かすことに繋がりかねません。よって、「性自認」の文言削除を求めるものですが、以下に具体的な箇所と理由を記します。

 


【具体的な箇所 1ページ 2 用語の定義】

性自認 自己の性別についての認識を言います。


→○性自認に関する項目の削除を求めます。


【理由】「性自認」は法律における定義づけがなされていない曖昧な文言であり、条例として制定されることにより、女性専用のスペースが守られなくなる恐れがあります。

現在では、トイレにおいて戸籍上の性別で入るか、自認の性別で入るかの法的な根拠がありません。

自分を女性だと認識してほしいという思いを持った女性自認男性や女装男性がトイレに侵入し逮捕される事例がありますが、これは通報できた場合のごく一部の事例で多くの女性は怖くて通報できないという状況に置かれます。

女性にとって、体格差が違う男性と女性スペースを共にすることは身の危険を感じ、性暴力を受けた当事者にとってはトラウマを呼び起こさせる場合もあります。

性自認の尊重という文言を入れた埼玉県性の多様性を尊重した社会づくり条例においては、女性自認男性のトイレや浴室の利用に関する質疑に対する提出者の答弁で「人権と人権の相互の衝突により公共の福祉による制限が働く」と述べるにとどまり、女性の生存権と女性として生きたいトランスジェンダーの承認欲求の部分が並列に語られるという事例まで起きています。

杉並区条例においては、女性・子どもの安心安全のため性自認の文言の削除を求めるものです。

 

【具体的な箇所 1ページ 3 区・区民と事業者の責務及び性を理由とする差別等の禁止】


○性を理由とする差別、性的指向又は性自認の表明を強制し、又は禁止すること、

本人の意に反して性的指向又は性自認を明らかにすること、その他の権利利益 を侵害する行為を禁止します。


→性を理由とする差別、性的指向の表明を強制し、又は禁止すること、

本人の意に反して性的指向を明らかにすること、その他の権利利益を侵害する行為を禁止します。

とし、性自認部分の文言の削除を求めます。


【理由】

性自認について文言を削除していただきたい理由については上記に述べたとおりです。

性的指向アウティングが禁止されることについては同意をするものですが、性自認アウティングについては例えば女装男性が女性専用スペースに侵入をした場合において「心が女性である」とすればその旨を犯罪として起訴できなくなる事例がすでに2021年LAにて起きています。(wispa事件)

https://note.com/yousayblah/n/n74284a22d214


杉並区においても、性自認部分の文言の削除と合わせて、性自認アウティングの禁止も削除するべきであると考えます。

 

(2)

「(仮称)杉並区パートナーシップ制度(骨子案)」

https://www.city.suginami.tokyo.jp/news/r0412/1078076.html


当会は同性カップルがパートナーシップ制度を通じて保護を受けることについて賛成をするものです。

しかしながら、トランスジェンダーの利用を想定している本制度案は本来であれば好きになる性別や自身の性別が「変えられない」ことによって苦しむレズビアン・ゲイ・バイセクシャルセクシュアルマイノリティの権利擁護とはかけ離れたものになると考え、戸籍上の要件を同性同士に限るよう求めるものです。


【該当箇所】 1ページ 3利用対象となる2人 (5)戸籍上の性別要件

双方の性別は問わず → 戸籍上同性同士に限る


【理由】

イギリスではすでにLGB  Alliannceとしてトランスジェンダーの権利擁護とは分離する形として性的指向の尊重の運動が起こっています。

性的指向がマジョリティと異なるLGBのセクシュアルマイノリティ当事者は、自身の身体の性別と好きになる相手の性別が同一であることによって社会的な困難に直面しています。

T、すなわちトランスジェンダートランスジェンダリズムの「心の性別があり、心の性別は揺らぐことがある、もしくは変えられない(※トランスジェンダーの権利擁護を進める方達の中でも意見が分かれています)」とする性別認識とは全く異なるものであり、性別が変えられないからこその困難です。

真にセクシュアルマイノリティ当事者にとって関係を保障するための制度となるために、戸籍上同性同士に限ると文言を修正していただくよう求めます。

 

 

「質問と声明文」への返信

 私たちの考え方は、前回のお返事でお示ししたとおりです。
 女性の安心・安全を確保すること、性暴力を根絶することと、多様な性のあり方を尊重することとを、対立させるのではなく、両方追求していくというのが、日本共産党の立場です。
 党が「多様な性のあり方を尊重する」という立場を掲げ続ける限り、ご納得いただけないということなのであれば、これ以上ご質問をいただいても、こちらとしてはお答えしかねます。
 また、お答えすることが適切でないと考えるご質問については、回答を省略させていただきました。
 皆さまのご意見は承りましたので、今後の参考にさせていただきます。

2022年11月30日
日本共産党ジェンダー平等委員会

回答に対しての声明文と質問


日本共産党中央委員会ジェンダー平等委員会担当者様

先日はご回答ありがとうございました。ただ、回答の内容が不十分に感じた為、再度声明文と質問を送ります。

尚、こちらの回答期限は11/30、回答は全て公開とさせていただきます。


回答に対する声明文

・女性の尊厳を軽視する姿勢について ジェンダー平等の社会として、真の男女平等を推し進めるとのことですが、女性の定義に「生物 学的男性が含まれる」となると「男女平等」がそもそも成り立たないことは明らかです。
スペースの利用においても、女性のジェンダーアイデンティティを持つ生物学的男性が利用して いることを知らない女性は多いです。どうコンセンサスを取られているのでしょうか。女性が知らさ れないままだという現状は女性の尊厳を軽視する姿勢だと考えます。

・真に個人の尊厳を尊重するために 「体に深くメスを入れ、場合によっては命にもかかわる治療・手術を、法律上の性別変更の要件と して強要することは、人権上、大きな問題がある」とのことですが、反対の性別のジェンダー規範 を望み、それに由来した精神的苦痛を感じる人々を、法的に反対の性別にすれば解決だとする のはジェンダー固定化に繋がる考えだと思います。 旧来の「男性らしさ、女性らしさ」を解体することで、手術を望んでも望まなくてもそのままでいられ る社会を目指すべきです。 生物学的性別が異なるのに、法律上同じ性別であると「みなす」とスライドさせることによって、 様々な皺寄せを受けるのは生物学的女性です。
当事者の人権とは、尊厳、就職、住まいなどで差別を受けないこと、適切な診断治療を受けるこ と(他の精神疾患を併発または誤診の可能性が指摘されている)であり、生物学的な事実を歪め ることを社会が受け入れることではないと思います。

性自認の尊重という意味合いについて 貴党の回答では、「性自認の尊重」=「性自認を女性用スペースにおける性別の基準とすること」 という意味で語られていますが、これは人権の事柄ではなく、トランスジェンダーへの合理的配慮 の事柄として分けて考えるべきです。 また、性自認を法律上の性別変更の根拠にしなければ「排除される」としておりますが、なぜそれ が性犯罪者予備軍と見なすことになるのか文章の意味が不明瞭です。 私たちはトランスジェンダーを性犯罪者予備軍と見做すことはありません。 私たちは、女性専用スペースが安全・安心な空間であることを願っており、そのために「性自認を 女性用スペースにおける性別の基準とすること(性自認による利用)」に反対をしています。

・「トランスジェンダリズム」について 「トランスジェンダリズムの立場にない」としながらも性自認を個人の尊厳に属するものとして尊重 する立場はトランスジェンダリズムそのものであり、ジェンダーということによって生じる葛藤を社 会の問題だとではなく、個人の抱える問題であるとすることがトランスジェンダリズムの定義であると考えます。

質問

・複数あった質問、意見が一方的にまとめられているが、どの質問、意見がどのまとめに含まれ ているのか、ご回答ください。複数の市民、主に女性当事者からの質問や意見に対し、党の対応として今回の一方的なまとめとそれに対する回答で問題ないと思っているのか。

・共有した国内、海外の事例について確認したかどうかわからない。確認しているのかどうか知り たい。していないならなぜか。しているなら、見てどう考えているのか知りたい。

・志位さん、小池さん、党内の序列上位にいる男性議員はじめ、共産党に所属している男性議 員、党員に、党の目標である"ジェンダー平等”は正しく認識されているか。されているなら今回の パワハラ騒動で小池さんの謝罪や党の見解の発表が遅れたのはなぜか。また、党所属議員、党 員の男性から女性への無配慮、攻撃的なSNSの発言が散見されるのはなぜか。

赤旗統一教会捏造記事についての回答がありません。回答を求めます。

          2022年11月17日

 

日本共産党中央委員会ジェンダー平等委員会の回答


ご意見とご質問を多数いただきましたが、共通する部分がかなりありましたので、逐条的 にお答えする形ではなく、問題の中心点について、私たちの立場をお伝えし、回答とさせて いただきます。
ジェンダー平等社会とは具体的にどのような社会のことか?
ジェンダー平等」という言葉を、私たちは「社会的性差の平等」や「男らしさと女らし さを平等に」という意味で使っていません。社会的にも、そのような意味では使われていま せん。
私たちがめざすジェンダー平等の社会とは、あらゆる分野で真の男女平等をおしすすめ るとともに、誰もが、性別・性的指向性自認にかかわらず、差別なく、平等に、尊厳をも ち、自らの力を存分に発揮できるようになる社会です。
●特例法の手術要件を撤廃すると、女性や少女が危険にさらされる可能性が増えるのでは ないか?
ジェンダーアイデンティティー(性の自己同一性に関わる性自認)は、個人の尊厳に属 するものとして尊重されるべきものです。国際的な人権基準の発展の中で、性自認のありよ うを病気とみなす「病理モデル」から、本人の性自認のあり方を重視し尊重する「人権モデ ル」への移行が進んでいます。現在、日本では法的な性別変更の要件を定めているのは「性 同一性障害特例法」であり、生殖機能をなくし、変更後の性別の性器に近似する外観を備え る手術が必須とされています。しかし、体に深くメスを入れ、場合によっては命にもかかわ る治療・手術を、法律上の性別変更の要件として強要することは、人権上、大きな問題があ ります。日本共産党は、性別変更の要件について、「病理モデル」から「人権モデル」への 移行にふさわしいあり方を検討する方向を表明しています。ただし、専門的・具体的なこと については、専門家や当事者、広く市民・国民からの声も聞き、立法提案についても多角的 な検討・研究や、法制の専門家などとやりとりすることが必要になります。特例法について 具体的にどのような法改正をするかについては、現時点では具体化されていません。
私たちが懸念をもって見ているのは、性自認の尊重を進めることと、女性の安心・安全と が、対立するものとして議論されることです。
女性たちが、女性専用スペースが安全・安心な空間であってほしいと願うことは当然です。 女性に対する性暴力・性犯罪を防ぎ根絶する課題は、トランスジェンダーの問題が議論の俎 上にのぼるずっと以前から、一貫して切実なものであり続けています。性暴力やセクシュア ル・ハラスメントなどのトラウマから、女性のスペースに、体格や腕力等でまさる男性が入 ってくることに対し、そうなるかもしれないと想像しただけでも大きな不安を感じるもの だということを、社会はもっと深く理解し、女性が安心・安全にスペースを利用できるよう

にするために力を尽くすべきです。トイレや更衣室等のセキュリティの強化、個室化、だれ でもトイレ、貸し切り・家族風呂等々、さまざまな工夫が社会的にも取り組まれていますが、 これらを発展させていくべきです。
同時に、性自認を、法律上の性別変更の根拠にすべきでないということになれば、トラン スジェンダーの人たちの存在を社会の側が排除することになりますし、「そうしなければ女 性は安全に暮らせない」という論理は、トランスジェンダーを性犯罪者予備軍と見なすとい う差別につながってしまいます。
政治的・社会的に形成され歴史的に押しつけられてきた日本社会の厳しいジェンダー規 範、構造的な性差別のもとで、性暴力が温存され、性的マイノリティが排除・分断されてき ました。こうした構造を被害の実態に基づいてひとつひとつ変革し、性暴力の根絶と、多様 な性のあり方の尊重とを両立させる社会を実現していくことが、当事者の苦痛を軽減して いくうえでも必要です。
分断ではなく、連帯してジェンダー平等社会をめざす運動を進めていきたいと願うもの です。
●「トランスジェンダリズム」について
日本共産党トランスジェンダリズムの立場に立っているという誤解があるようです。 トランスジェンダリズムとは、意見 4 で紹介されている研究者の文章によれば、「男性が『自 分は女性だ』と自認ないし自称すれば、あるいは『自分の心は女性だ』と主張すれば、実際 においても女性として扱われるべきであるとする思想(性別の自己決定論)」「とくに身体違 和を持っていなくても、したがって何らかの医療的な措置を受けていなくても、女性である と自認ないし自称すれば女性として扱われるべきで、そうしようとしない者はすべて差別 主義者(「TERF」ないしトランスヘイター)であるという」ものだとのことですが、私たち はこのような立場には立っていません。
スポーツや統計への悪影響の懸念もご意見の中にありましたが、「上位をトランス女性を 名乗る男性が独占」などといった、極端かつ不合理なことが起こらないように、それぞれの 分野で、目的に沿い、公平・公正を担保する、合理的なルールが定められるべきだと考えて います。スポーツ界では、多様な性のあり方を踏まえたガイドラインの作成や、競技団体ご とのルールの策定・検討が行われていますし、ジェンダー統計についても、政府の有識者検 討会で議論・検討が行われていると承知しています。
2022年11月15日 日本共産党中央委員会ジェンダー平等委員会

 

日本共産党公開質問状<意見書>

ジェンダー平等委員会委員長倉林議員、執行部の皆様へ

 

いつもわたし達国民の為にご尽力感謝いたします。わたしは、杉並区の党員です。この度政策についてどうしても意見を致したくメールさせて頂きました。


党内でも意見が分かれていると思われるLGBT性自認についてです。わたし達はこの点に猛烈に反対しています。


以下複数名での意見になりますので長くなります事ご了承下さい。

 

意見⒈

 

党の方針のLGBT性自認の法令化によりトランス先行国では多くの問題が起きています。


❶トランス先行国(英米加等)でのトランス女性による多くの犯罪。(ツイッターで検索して頂くと沢山事例が出てきます)


❷男性がホルモン療法をしても身体女性とは筋肉量の差等により大差があるため、元男性がトランス女性を名乗り女子スポーツで無双や、格闘技で頭蓋骨骨折させる事案が多発している。


❸未成年の子ども達へのグルーミング、不可逆的な治療や手術による心身のダメージ。わたしの子どももそうでしたが、思春期には特有の「揺らぎ」による性別移行の幻想のようなものを抱きがちです。その時にトランスジェンダーと明確に診断される事で治療や手術をした後脱トランジションする人もいます。それこそ体に深くメスを入れる非常に負担の大きいものではないでしょうか。しかも未熟な子どもにこのような事をするのは大人として決して許せません。ご存知と思いますが、先日朝日新聞の一面にも取り上げられました。


以上のような事が国を混乱に陥らせている現状の立て直しの為、トランス先進国イギリスでは、反ウオーク(反トランスジェンダリズム)の首相や内閣が誕生。正常化に舵を切りました。


ジェンダーと女性スペース


ジェンダーは平等にするものではなく、無くすべきものである。男らしい、女らしいというジェンダーロールを無くせばトランスする必要性はなくなる。女性がするような装飾を男性が女性を名乗らなくともすればいい。


❷装飾=女性、ではない。装飾や美は男性優位社会の男性による女性への押し付けである。「心が女性」の人というのはただの女装男性も当て嵌まる。(国連アンプレラタームにも記載)。


性自認による女性の多くは人生の途中から突然変更してる場合が多く、男性の特権を生まれながらにして維持している。わたし達女性は女性として生まれたというだけの理由で様々な差別(幼少期から性被害、受験で落とされる、賃金の格差等)されている。このような経緯からも党の言う性自認女性を「女性」とすることは女性を蔑視している。


❹よって、女性は生得的女性が女性であり、定義の定まらない性自認よる女性(身体男性)は女性ではない。


❺これらを踏まえ女子トイレ公衆浴場(女性専用)女子スポーツその他女性スペースは生得的女性のみの為のものとする。


最近のTGismにまつわること


先日のしんぶん赤旗による統一協会シリーズの一つに埼玉のパートナーシップ条例の記事ですが、これは読み手を混乱させる印象操作です。あのパブコメにはわたし達市井の女性たちが反対意見を送りました。それを統一協会の仕業のような記事に仕立て上げていることに非常に憤りを感じます。現に支部の人などは党の言う事をそのまま信じてい、TGismの話をすると「統一協会がー」「右翼の仕業だ」等反発されます。

しんぶん赤旗も新婦人しんぶんもTGismの記事に偏向を感じます。わたし達GC(ジェンダークリティカル)側の意見は記事にしないのですか?そこにも疑問を感じます。

 

わたし達が訴えているのはTGismは明らかに男性からの植民地化による女性差別だと言う事であり、トランスジェンダーを排除することではありません。


以下はTGism関連の記事です。ご参照ください。


https://twitter.com/ddslumber/status/1567374064364453889?s=46&t=fIEnwTmjUa-EYcYOcW8wkQ


https://twitter.com/tarunynorzo/status/1566539373012996096?s=46&t=fIEnwTmjUa-EYcYOcW8wkQ


https://twitter.com/tarunynorzo/status/1557334107683962880?s=46&t=fIEnwTmjUa-EYcYOcW8wkQ


https://twitter.com/takigare3/status/1556497618879950848?s=46&t=fIEnwTmjUa-EYcYOcW8wkQ


https://twitter.com/ruraru44/status/1554065822284656641?s=46&t=fIEnwTmjUa-EYcYOcW8wkQ

 

意見⒉

 

まず、前提として申し上げます。

必要な事実を述べることと、誰かの苦難に心を寄せることは両立することが可能です。

トランスジェンダー性同一性障害者に「心を寄せたい」との考えを、下記に書く事実や、私の心情はけして否定する性質のものではない、という前提でお聞きいただけるとさいわいです。


共産党や他の政党、人権団体、弁護士連合会などが今進めようとされている、性別の法的な定義を変更する方針について。

具体的には、特例法における手術要件を撤廃することですが、ご存じなようにこれにはたくさんの問題があります。

すでに海外で多くの事例が出ております。


・スポーツ……性別区分を「性自認でよい」としたことで、男性よりも身体的に不利な女性が参加機会を失っています。それを受け、世界陸上ラグビーなど「女性が公正にスポーツを競う権利」を保護する方向へ規定を定め直す競技も出てきています。


・女性専用の場……トイレ、更衣室など女性が無防備になり、かつ性犯罪者の男性に狙われやすい場も「性自認でよい」としたことで、レイプや暴行事件が起きています。これらに怯えてトイレに自由に行けなくなると、女性の単独行動や社会進出は現状以上に大幅に制限されます。就学や就労を阻まれることで、男性の経済的支配から脱却することが困難になります。

女性を男性器でレイプした犯人が、心が女性だと主張すれば女性刑務所に送られ、女性受刑者をまたレイプし妊娠させるなども起きています。


・統計……医療データにおいて女性が除外されてきたこと、それによって命や健康を損ねてきたことについて、お茶の水女子大学ほか昨今ようやく研究が始まったところです。

犯罪データも男女で犯罪の傾向や割合がちがいます。そのほかにも就学や就労、災害避難所での困難など、命や健康や安全に直結する男女別データ、統計は非常に重要です。

「男女は性自認でよい」とした統計では、女性・男性特有の困難を見つけ出したり、効果的な対策をみちびきだせるでしょうか?もちろんトランスにはトランス特有の困難があるはずで、取るならば別データをとることが必要です


男女の体の構造やDNAなど身体にまつわることは、事実として、意識をどう持ったとしても変わることはありません。

そして、女性の体は男性よりも力が弱く、生理があったり、望まずとも妊娠することがあり、また、性犯罪の被害にも非常にあいやすい、という事実があります。

そして、性犯罪者のほぼ100%が男性という事実も。


もちろん男性のほとんどが性犯罪者ではありませんが、

見分けることは不可能なため、防犯として

トイレや風呂や更衣室、電車やプリクラやカラオケまでも、

さまざまな場所で男女区分が必要となっています。

それだけ女性女児を狙った男性の犯罪が多く、また男女区分が防犯に有効であるという証拠でもあります。


性犯罪男性の、加害への執着は性依存などとも関係しており

常識の程度を遥かに超えて、非常に強いです。

トイレがくみ取り式の頃は、女性の排泄を覗くためだけに便槽に潜む者もおりました。

そのような人並み外れた執着を持った、またそれをなんとか抑えようとしている、またあるいは少し興味がある程度の、

再犯者および犯罪可能性のある者には「性自認が女と言えば女」という法律や条例や呼びかけは、犯行への障壁を取り払う、犯罪教唆になりえます。

アルコール依存症者の前に酒瓶を置くようなものです。


トランスジェンダーの苦しみや思いに心を寄せることと、

これら現実の問題のために性別の定義を「生物学の雌雄」という事実のまま守ることは、

けして相反するものではありません。

今回、私のこのメッセージを託させていただく党員の方が、疲弊しながらずっと伝えてこられたのは、けしてトランスの方々を差別をするためだとか、排除したいとか、敵対心などではありません。

私もそうです。

トランス差別をなくすことを反対しているのではなく、「そのために女性女児を危険に晒す方法を取ること」、ここに反対しているのです。


たとえば就職において、女性を自認するトランスジェンダーへの差別があるのなら、それはトランス枠を作るなどで対応すべきで、

女性枠を使うのはふたつの理由で不適切な方法です。

ひとつは、女性もまた、健常な成人男性優位の社会で虐げられるマイノリティだからです。それゆえに「女性枠」を作らないと差別是正ができないわけです。しかしその枠をトランスの方が「性自認が女だから」と使っては、女性差別を是正することができなくなります。

さらにふたつめが、トランス差別の存在自体から目をそらしてしまうことになることです。たとえ「女枠を使って就職できた」としてそれはたったひとつの限られたシーンのできごとが表面上で解消されただけです。「トランスだから差別をされる」こと自体への着目や根本的な解決とは遠ざかる行為です。差別とは、可視化することでなくすことができるのです。


また、女子トイレに「性自認で入ってよい」となったときには(見た目の状態に当事者が気をつけるべきという注釈ををつけくわえたとしても)、

制度の悪用=性犯罪目的の男性によって、女性も、小さな女の子も危険にさらされるのはもちろん、「心が女性」のトランスジェンダーも被害に遭うかもしれず、けして安全が確保されることはありません。性犯罪者だけが喜ぶトイレになってしまいます。


人の生き方は他者、特に弱者を侵害しないかぎりにおいて自由です。心も百人百様です。そこに性別への偏見を重ねて縛られることよりも、

変えられないもの……人種や障害や性別のちがいを認め合い、おたがいに無視せず尊重しあい、

そのうえで、心やよそおいなどは個々人らしくあれる社会が、多様性なのではないでしょうか。

「性別とは性自認でよい」という考えで男女という大きな、たった二種類のちがいさえも無視して軽視して、ほかの条件で上書きしてよいとされるのは、多様性ではないと思います。


トランスの方も女性女児も、男性も、皆が共生するために、変えられない事実を無視せず、身体的に弱く不利な者も公正に生きられる仕組みを維持することは人間社会では大前提です。弱肉強食でいなくて済むための、努力と人権意識で維持された、非常に人間らしい知性的な仕組みです。

そして、そのうえで性偏見にとらわれず髪やファッションなど自分らしく生きられる社会を目指すことが必要なのではないでしょうか。


文京区小2女児殺害事件などのようないたましい犠牲を出してしまっては、誰も責任を取ることはできません。女性女児は今でもすでに、危険のなかで生きています。これ以上リスクを大幅に増やす法律など、あって良いのでしょうか。女性議員はもちろん、男性議員は、いかがでしょうか。「男性器のある女性」を認めて、妻・娘・孫娘になんの危険も人権侵害ももたらさないと、心から思えますか。その法律を女たちに受け入れさせることが本当に、あらゆる人が差別されない、ありのまま生きられる、多様性・共生社会だと言えますか。

どうか上記をふまえたうえで「男性器があっても女性として法的に認める」ことについて、協議していただきたいと思います。

 

意見⒊

 

https://twitter.com/ddslumber/status/1583841322963980288?s=46&t=h2mECOHbk7edWK30Cw5BVw

 

意見⒋

 

そもそも私たちはトランスジェンダーの人々も生きやすい世の中にしていきたいと願っています。どんな性表現をしても自由だし、自分らしさを表現して良いと思います。しかしその「性表現」=「身体の性別」ではないよね、という当たり前の話をしています。

「性表現」これは所謂「男らしさ」「女らしさ」つまり「ジェンダー」です。その先に「男だったら泣くな!」「家事育児は女の仕事」などといった「ジェンダーロール」があるわけです。


共産党は「ジェンダー平等」を標榜していますが、「男らしさと女らしさを平等に」とはどういう意味でしょう?本来は「男女同権、ジェンダー解体」ではないのですか?「男らしさ」「女らしさ」に拘るのをやめれば、ジェンダーに悩む人を減らせるはずです。なぜなら、トランスジェンダーと言われる方々が悩むきっかけの多くが「男なのに可愛い服を着たい、おままごとの方が好き」「女なのにスカートも長髪も嫌い、男の子とサッカーする方が楽しい」等等「ジェンダー規範」にそぐわない事に悩むのです。もしあなたの息子が「僕は可愛い物やフリフリのワンピースが好き、もっと可愛くなりたい」と言ったら、どう答えますか?①「まあ、あなたは本当は女の子なのね!」②「可愛い物や服が大好きな男の子だって良いんだよ。あなたがあなたらしくいればいい」


今、性自認主義では①の回答をするのが正解のようです。可愛い物やワンピースは女の子だけの物なんでしょうか?私は②を回答したい。「男らしさ」「女らしさ」なんて無くなれば良い。それとも拘り続けたい…?②の回答は差別主義なのでしょうか?


実はここに①の回答をするから「ジェンダー」を「セックス(身体性別)」に置き換えよう!という動きが出てくるわけです。


性自認主義では身体差を考えないため、女性専用スペースの利用や女子スポーツへの参入も認められようとしています。「性表現」で「身体性別」を踏襲する形になっているのです。


とりわけ身体的能力が発揮されるスポーツの分野ではトランス女性の女子スポーツでの活躍が顕著です。あらゆる分野で表彰台に立っています。一方トランス男性の男子スポーツでの活躍は耳に入りません。それこそが男女の身体差なのでは?ここに心の性別は関係ありません。


女性専用スペースの利用も、性自認主義では「心が女性です」とさえ言えば入れてしまう。もしあなたに娘がいて、更衣室にあきらかに女装した男性がいて娘をジロジロみてきたら?「心が女性なのよ。受け入れなさい」と言いますか?その人がただの性犯罪者で女装しているだけなら?どう見分ければ良いでしょう。性自認を法律で認めたら、通報すらできなくなる。


こんにちは。

ブックマークを遡っていたら、こんな記事も見つけました。ご存知かもしれませんしもう遅いかもしれませんが、念のため共有します。

森田成也さんというマルクス経済学者の方の記事で、この方の背景から「左翼」という言葉が使われてはいますが、共産党の幹部の方には響くんじゃないかと思います。左派の男性が書いた記事ですから。


<参考文献>

https://femalelibjp.org/nf/2021/09/12/479/

 

意見⒌(質問)

 

ジェンダー平等とは具体的にどのような社会のことですか?


・いろいろな人が女性専用スペースの利用について不安や懸念を示し、集めた情報を共有していますが、党内でどなたか確認していますか?していないなら、なぜですか?


・女性議員を増やすべきと言いながら、池内さおりさんを比例一位に指名しなかったのはなぜですか?


・池内さんの比例指名順位について、選挙応援に協力していた仁藤夢乃さんからの批判を無視しているのはなぜですか?

 

 

意見6.(非公開)

 

意見7.

 

・現在の生物学では雌雄の区別の存在は科学的到達点として確認されているのに、性自認優先主義を採用するのか?それは科学的な姿勢なのか?そうしたイデオロギーにより、大学では性自認優先主義と相容れないような生物学の研究が出来なくなってきていると言うが、そうした事態を肯定するのか?


性自認に関係なく、生まれながらの女性は差別され多くの性犯罪にさらされていると言う非対称性がある。性暴力被害者も多くトラウマを抱える女性も多いのに、トラウマから男性身体者を恐れる女性たちから、女性だけで集まる場が奪われて良いと思ってるのか?日本でも現にこうした事態が起きているが?


・京大の女性採用枠にトランス女性が採用されたようだが、これにより結果として女として生まれて妊娠出産などを理由に差別されてきた人の採用が実現しなかったことをどう思うのか?それを肯定するのなら、ジェンダー平等な社会には依然生まれながらの男女の格差は温存されるが、それをよしとするのか?


・女性用スペース利用をトイレに関してはオーケーとしているが、女性が逃げられない状況で男女が近接する状況は性犯罪を招きやすいのに、それを黙認するのか?女装した男性を受け入れるとすれば、紛れ込みは防げない、犯罪は増えるのでは?


・セルフID法がもし通れば、身体が男性であることを理由に通報することが不可能になるし、本人の性自認通りに取り扱わないことは差別になるので、公衆浴場組合もルールを変更する可能性が高く、そうなれば、トイレ以外の女性用スペースからも男性を排除出来なくなるが、日本共産党はこれを良しとするのか?

 

意見8.[ツイッター意見募集内の意見]

 

https://twitter.com/3_colourful/status/1579990763647090689?s=46&t=h2mECOHbk7edWK30Cw5BVw

 

意見9.

 

トランスジェンダーの当事者の批判ではなくトランスジェンダリズムそのものの批判であること。

・抑圧者階級である男性が、被抑圧者階級である女性を名乗ることそのものが極めて女性差別的であること。

・「出生時に割り当てられた性別とは異なる性別」の出典はおそらくバトラーフェミニズムだが、その精査が足りていないこと。

・「性自認」という客観視できないものを綱領に明記し、LGBT平等法案により制度化することの不備の検証が足りていないこと。

・海外での事例、事件の報道を一切行っていないのは何故か。

 


最後に、わたしはこれまで党の議員、党員にも掛け合ってきましたが、議員はこの件の詳細を答えられる人は1人もいませんでした。党員はただ只管党の方針を信じ、どこが問題かを疑いもせず、運動を拡げている印象です。これはとても危険な事だと思います。ジェンダー問題に詳しい偏向してない専門家による勉強会が議員にも党員にも必須です。

 

以上となります。


この意見に関する党からの回答を希望すると共にこちらを公開質問状とさせて頂きたいのですが、可能でしょうか?


尚、回答期限は11/15までとさせて頂きます。

 

性自認法令化により国民の半分である女性に影響を及ぼすこの問題とどうか真剣に向き合って頂く事を強く希望します。

 

komugi